アーヘン市で帯同家族の住民登録をする方法と、問題が発生した時の対処法

ドイツ・アーヘン市での帯同家族向けの住民登録(Anmeldung)について説明します。住民登録は、滞在許可(Residence Permit)の取得に必要な手続きとなります。

ご本人の住民登録については、以下のページをご覧ください。

アーヘン生活の第一歩!アーヘン市で住民登録をするには?控えのコピーはどこで?【本人編】
ドイツに3ヶ月以上滞在する場合は、住民登録(Anmeldung)をする必要があります。 住民登録は、滞在許可(Residence Pe...

ご本人が住民登録する場合と比べて複雑になり、必要書類も増えますので注意が必要です。

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いつ手続きするの?

住所がすでに決定しており、ご家族がアーヘンに引っ越しをされたら、すぐに実施してください。規定では、引越し後2週間以内に手続きする必要があります。

どこで手続きするの?

ご本人の住民登録と同様、アーヘン市の住民サービス窓口(Bürgerservice)で実施します。アーヘン市には、日本で言う「出張所」のようなものを含めて、5箇所以上の窓口があります。

一番分かりやすい場所は、「アーヘン中央駅」を出て右側にある建物です。予約は不要です。

ただし、帯同家族の住民登録について、必要書類が揃っていても上記窓口では受け付けてもらえない場合があります。その場合は、他の「出張所」で実施することをおすすめします。詳しくは、以下をご覧ください。

所要時間と営業時間は?

ご本人の住民登録と同様、30分~1時間程度で終了します。しかし、必要書類の解釈の違いでこれ以上に時間を要することがありますので、余裕を持って計画してください。

上記のアーヘン中央駅近くの窓口の場合、営業時間は次の通りです。

  • 月曜日・水曜日:8時~16時
  • 火曜日・木曜日・金曜日:8時~12時30分

アーヘン市のウェブサイトで待ち人数や整理券番号を知ることができます。

必要書類は?

帯同されるご家族が住民登録をする場合は、以下の書類が必要です。なお、費用は無料で、申請フォーマットなどはありません。

  • ご本人の住民登録の控え(Anmeldebestätigung)
  • ご本人のパスポート
  • 住居が記載された書類(賃貸契約書)
  • 帯同されるご家族全員のパスポート
  • 帯同されるご家族全員の「アポスティーユ付き戸籍謄本」と、その「ドイツ語認証翻訳」

ここで、アーヘン市特有だと思うのですが、解釈の違いで問題となりやすいのが「アポスティーユ付き戸籍謄本とその認証翻訳」です。

そもそもアポスティーユとは何か?

アポスティーユとは、『その書類(戸籍謄本)が「日本の官公署、自治体等が発行する公文書」ですよ』と証明するためのものです。具体的には、戸籍謄本にホッチキス止めされる小さな証明書です。

アポスティーユはどうやって取得する?

アポスティーユは、事前に日本で取得する必要があります。簡単には以下の手順です。

  1. まず、「戸籍謄本」を管轄する市役所・区役所などで取得する。
  2. 上記「戸籍謄本」を添えて、外務省の窓口もしくは郵送で申請する。

企業から派遣される場合は、ほとんどの方が企業で取得してもらえると思います。個人で取得する必要がある場合は、こちらのページを参考に取得してください。

ドイツ語認証翻訳とは?

ドイツ語認証翻訳とは、ドイツ政府が「公的なドイツ語翻訳ですよ」と認めた翻訳のことで、上記の「アポスティーユ付き戸籍謄本」に対して必要となります。

アーヘン市の場合、問題(その1)となるのが、認証翻訳の取得の仕方です。

認証翻訳の種類として、

  1. ドイツ語の認証翻訳ができる資格を持つ人に依頼する。
  2. 一般的な翻訳事務所にドイツ語翻訳してもらい、日本にあるドイツ大使館に認証してもらう。

の2種類あるのですが、私の経験上、アーヘン市では、「1.ドイツ語の認証翻訳ができる資格を持つ人に依頼」する方法でしか、受け付けてくれません。日本のドイツ大使館のホームページにはどちらも有効と記載されており、実際にデュッセルドルフ市などでは2の方法でもOKのようですが、アーヘン市ではそうはいきません。

認証翻訳家のリストは、ドイツ大使館のこちらのページに記載されていますので、参考にしてください。

手続き方法は?

ご本人の住民登録と同様、アーヘン市の窓口にて、

「①整理券取得」→「②必要書類で申請」→「③住民登録の写し(Anmeldebestätigung)を貰う」

という手順です。ただし、前述のような解釈の違いで受け付けてくれない場合などがあります。以下では、成功例/失敗例に分けて説明したいと思います。

成功の場合

成功の場合、同じ住民票に全家族を載せてもらう(同一の世帯として登録してもらう)ことができます。住民登録の写しで確認でき、1枚の紙に家族全員の名前が記載されます。

失敗の場合

失敗の場合、「そもそも受け付けてくれない」か、「帯同家族が1人ずつ別世帯として登録」されてしまいます。その場合は、人数分の住民登録の写しが発行されますので、失敗とわかります。

この失敗が生じる原因として、2つの問題点があります。

(問題1)は、上記でも紹介したように、認証翻訳の取得方法の解釈違いです。

(問題2)は、「アポスティーユが認証翻訳されていない」とされ、受け付けてくれない場合があります。しかしながら、アポスティーユを認証翻訳するすべはありませんし(日本語→ドイツ語の認証翻訳家は、アポスティーユ(英語&フランス語)の認証翻訳ができない)、ドイツの他の市では不要です。

このような場合の対処方法を以下で説明します。

アポスティーユ付き認証翻訳が受け付けられない場合の対処法

アーヘン市には「出張所」がありますので、別の出張所で住民登録を申請してください。仮に家族がバラバラに登録されてしまっても、別の出張所で説明すれば同一世帯として登録してくれます。出張所は以下の通りです。

  • Brand
  • Eilendorf
  • Haaren
  • Kornelimünster/Wahlheim
  • Laurensberg
  • Richterich

アーヘン市のこちらのページの上の方に、各出張所のリンクがありますので、一番近い出張所を探してください。BrandかLaurensbergが良いかと思います。

手続き後

手続き後は、住民登録の写し(Anmeldebestätigung)を大切に保管し、

  • 滞在許可(Residence Permit)の申請
  • 銀行口座の家族カード発行など

に必要ですので、コピーをとっておくことをお勧めします。

なお、滞在許可(Residence Permit)の申請では、上記のような問題は起きないと思います。

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